2010年5月22日土曜日

懐かしき故郷の山々

5月半ば、実家のある福島市へ1泊2日で帰省した。昨年亡くなった祖母の一周忌に、家族代表で臨席するのが目的である。

五月晴れの空に故郷の山々が映えて、きれいにそびえている。幸運にも、新幹線の窓からそれなりの写真を撮ることができた。


上は安達太良連峰。左から和尚山、乳首山(主峰)、鉄山、箕輪山、鬼面山と連なる。


次は、吾妻連峰。東吾妻山、吾妻小富士、一切経山。山形県との境にある西吾妻山は、福島側からは陰で見えない。一切経山は前よりも多くの噴煙を出している。

高校時代まですごした福島。毎日毎日、西側に吾妻連峰を眺めながら過ごした。小学校低学年に二本松に住んでいたときは、毎日毎日、安達太良連峰を眺めながら過ごした。私の生活に山の見える景色は不可欠なものであった。

冬は、自転車通学中に、吾妻連峰や安達太良連峰から吹き下ろす冷たい強風を恨めしく思ったものだった。でも、故郷の山々は、今も、私を温かく見守っていてくれる。

遠く離れたマカッサルにいても、何かと故郷の山々の風景を折に触れて思い出していたものだった。私にとっての故郷の原風景とでもいうべきものなのか。

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