2009年1月9日金曜日

2日間、東京を離れる

1月9日と10日は、東京を離れている。今は京都に泊まっている。大切な友人たちとさっきまで夕食を共にしていた。小さい店だったが、おいしい「おばんざい」を味わうことができた。でも、きっと、一人だけではもう一度あの店にはたどり着けないことだろう。

インターネットや携帯電話が普及した分、直接人と会って話をするのがおっくうになりがちかもしれない。でも、こうした機会を大切にしながら、人との信頼関係が醸成されていくのだろう。

とは言いつつ、他のたくさんの京都方面の友人の方々とは今回お会いすることができなかった。また別の機会に彼ら一人一人とゆっくりお会いできればと願っている。

今回、帰国直前に、このブログを読んでくださった方から「あのサゴやしクッキーがどうしても食べたくなった」というメールをもらったので、年末に東京でお会いして、スラウェシやマカッサルの話題で盛り上がり、サゴやしクッキーをお渡しできた。

私が知らないだけなのだろうか。スラウェシが好きな方々は実はけっこういるような気がしている。明日も、もう一人、私のブログを愛読してくださっているスラウェシ好きの方と初めてお会いする予定で、楽しみにしている。

頭がとろけそうな休暇を過してはいるが、イスラエルによるガザへの攻撃のニュースは、そんな頭を冷やしてしまう。被害者意識は加害者としての感覚を失わせ、自己の破壊行為を正当化させる。

中立を是とする国際赤十字が「国際人道法違反」と異例の批判をし、国際世論が一刻も早い停戦を呼び掛けているにもかかわらず、国連安保理の停戦決議を無視してイスラエルは攻撃を続けている。これがイスラエルでなければ、きっと「テロ国家」としてブッシュのアメリカ軍による攻撃対象になるはず・・・。

インドネシアでは、イスラエルに対する抗議行動が広がりを見せ始めている。それを政治的に利用する勢力もある。2009年が世界を真っ暗にするような年とならないことを祈るしかない。


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