2008年12月27日土曜日

バンコク経由で休暇一時帰国

ベトナムでの用事を終えて、25日朝に休暇一時帰国した。

ベトナムでは、大勢で食事をする際に、酒(今回はバナナの蒸留酒。アルコール度はかなり高い)を小さなグラスに注ぎ、乾杯した後にそれを飲み干す、というのが必ずあった。次から次へと酒をついでまわる人が現れ、乾杯はエンドレスとなり、それに付き合わざるを得ない状況で、久々にベロンベロンになった。それにしてもベトナムの皆さんのお酒の強いこと。昼間からこんなに飲んだくれていていいのか、と思ったりもしたが・・・。日ごろ酒を飲まない生活をしている自分には拷問のようなひととき。正直言って、自分のなじみの国が、イスラム教徒の多いインドネシアでよかったと思わずに入られなかった。

ホーチミンから飛行機乗り換えのためにバンコクに立ち寄る。午後1時に着き、次の成田行きが夜中なので、空港の近くのホテル、それも安いところを探す。空港のホテル案内所で1泊1150バーツの宿を見つけ、案内所に1000バーツ払う(残りはホテルでの支払い)。ホテルから迎えが来て、ホテルまで10分ぐらい送ってもらう。着いたところは、明らかにアパートの一部。洗濯物が山ほど干されている部屋がいくつもある。そうか、こうしたアパートの一部を有効活用しているのだ。バンコク国際空港には立派なノボテルの空港ホテルもあるが、バジェット・トラベラーの需要も多いのだろう、こうしたアパート活用型安ホテルがいくつもある。

とりあえず、部屋はエアコンが効き、ベッドも大きく(ツインを2つつなげてダブルにしていたが)、数時間の滞在にはさほど問題なさそうであった。この短時間の滞在中に小さなレポートを2本片付けた。さあ、少し休もうとベッドに横になって間もなく・・・。大音響のテンポのいいポップ音楽がけたたましく聞こえてきた。何事かと思って部屋の外を見ると、ホテル(アパート?)の前の広場に屋台などが設営され、ナイトマーケットが始まりつつあった。それほどたくさんの人はいないが、けっこう人が集まっている。そして、ノリのいいポップ音楽はエンドレスに流れ続ける。もちろん、ベッドで眠れるわけがない。しかたなく、時間が過ぎるのをボーっと待つことにした。まあ、たしかに1150バーツ、という感じではあった。

バンコクの空港までホテルから送ってもらい、イミグレ通過後、食事をして、後は何事もなくSQ632便に搭乗。ちょうど3人席が空いていたので、ラッキーと思ってさっそく横になる。と、食事が運ばれてきた。あれ、朝食じゃないの? と思って聞くと、SQはこの便に限って朝食はなく、サパーとのこと。しかたなく、食べることにする。

バンコクから成田まで約5時間、しかも成田空港が開く6時半以降に着陸する必要があるため、わざわざバンコクの出発を15分遅らせたこの便。それでも若干早めに着いてしまったため、成田空港周辺を何度も旋回して開港時間を待つ。騒音対策からすると、何度も旋回するのは、さっと着陸するよりもよろしくないのではないか、などと寝ぼけながら思う。

ともあれ、無事に帰国。これからしばらく、東京でゆったりと年末年始を過ごす。頭がとろけてしまいそうな、のんびりした日々を久々にすごしたいと思っている・・・。 1月14日にはまたマカッサル、だ。

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