2010年4月28日水曜日

Balla Idjo Guesthouse の始まり

昨日帰国し、今日からはまたフリーの身に。Facebookなどがあるので、マカッサルやスラウェシの友人たちとお別れした、という感慨はほとんどないまま、東京での家族との生活をスタートさせた。

今回は、これまでブログでほのめかしていたマカッサルでの小さなプロジェクトの話である。実は、以前から、マカッサルに自分がいつでも戻って来れる居場所を確保し、マカッサルを訪れる私の友人たちに、そこをくつろぎと交流の場として使ってもらおうと考えてきた。そしてこのたび、私の友人に限定した会員制のゲストハウス"Balla Idjo Guesthouse"を始めた。
Balla Idjoとは、マカッサル語で「緑の館」という意味である。

部屋数はバスタブ付きの4部屋、プールもある(朝食はプール前のテラスにて)。無線Wifiによるインターネット接続も24時間OK。料理上手な私のお手伝いティニさんが日本食も交えた食事を作ってくれる。彼女の食事については、本ブログの「ティニさんの食卓」のタグを覗いてほしい。

なお、昼食は別途、1人3万ルピアでナシゴレン、かた焼きそば、炒め焼きそば、ビーフン、ワンタンメン、カプルン(野菜たっぷりのスープとサゴ椰子澱粉)、マナドお粥など、希望のものを作ってもらえる(あらかじめ希望の料理をお知らせしてほしい)。また、宿泊せずに、食事(夕食)だけの場合にも、1人5万ルピアで対応する。基本的には、彼女のお任せ料理だが、トンカツ、酢豚などのリクエストにも応じる。

朝・夕食、洗濯、インターネット接続、NHKを含むテレビ視聴を含めて、会員が1泊30万ルピア、会員が紹介する非会員が1泊35万ルピア、と価格設定した。会員は私の友人(これから友人になる方も含む)に限定し、入会費として1口50万ルピア(日本円なら5000円)をお支払いいただくことにする。これらの支払いは、ティニさんに託してもらえればよいし、銀行振込などの方法も可能である(要ご相談)。

このほか、車(アバンザ)が運転手(アミルさん)付きで1台あり、レンタル可能である。マカッサル市内ならば1時間3万ルピア、1日30万ルピア、ガソリン代込みである。マカッサル市外ならば1日40万ルピア、ガソリン代は別途支払をお願いしたい。なお、1ヵ月借りるならば400万ルピアで、ガソリン代は別途支払いでお願いしたい。

Balla Idjo Guesthouseの中には、私のインドネシア語、英語、日本語の蔵書を並べた小さな図書館も作ったので、閲覧可能である。日本の地域づくりや生活史に関わるような本、スラウェシやインドネシアに関する英語の書籍、スラウェシに関するインドネシア語の書籍、などが置いてある。こちらは、とくに事前予約の必要はないが、書籍の外への持ち出しはご遠慮願いたい。

宿泊、食事、車レンタルなどの利用ご希望の方は、個別に私宛て、あるいはメールで balla_idjo@gmail.com へ事前に必ず連絡してほしい。部屋数に限りがあるので、いつも希望に応えられるとは限らないが、可能な限り、ご利用いただけるように取り計らう予定である。

場所は、Jl. Gunung Batu Putih No. 31, Makassar である。なお、Balla Idjoという名前は、一般には公開していないので、タクシーの運転手にその名を言っても通じないので、住所を告げてほしい。

この「ゲストハウス」は、私のマカッサルでの居場所作りであると同時に、国籍を問わない私の友人たちのくつろぎと交流のサロンとして活用してもらいたいとの希望を持って始めた。そして、これは、私がマカッサルを基点に、中長期的に構想しているいくつかの活動への一歩になるものと位置付けている。

身体はマカッサルから離れても、精神はマカッサルから離れることはない。Balla Idjoから面白くて、楽しくて、みんなを幸せにしていくようなことが始まる、そんな場所にしていければと願っている。

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