2009年3月3日火曜日

ガルーダ以外も東インドネシア路線拡充へ

ガルーダ・インドネシア航空以外の航空各社も、東インドネシア地域への路線拡充を進めている。

スリウィジャヤ航空は、3月末に、ジャカルタ=スラバヤ=マナド、ジャカルタ=マカッサル=ソロン=マノクワリ、ジャカルタ=マカッサル=テルナテ、の3路線を就航させることを3日明らかにした。具体的なスケジュールはまだ明らかにされていない。

また、東南スラウェシ州ブトン島のバウバウ市市長が、「バウバウとアンボンを結ぶ路線が間もなく就航する」と述べた。現在、バウバウへはマカッサルからムルパティ航空が乗り入れている。

余談だが、マルク州の州都アンボンには、ブトン島出身者が昔から出稼ぎに出ており、アンボンに住み着いて何世代にもわたる人々がいる。1999年のアンボン騒乱の際には、たくさんのブトン人がアンボンからブトン島へ避難してきたが、その一部は避難先のブトン島に身寄りのないアンボン生まれのブトン人だった。こんなつながりのあるブトン島とアンボンが飛行機で結ばれる時代になったのだ。もっとも、この海域、船の行き来はかなり頻繁で、今でも彼らの移動の最大の手段である。

かつてバウバウからマカッサルまでPELNIのドイツ製大型客船で移動したことがあるが、一等船室だったせいもあってとても快適な船旅だった。バウバウ出港のときに船上から眺めた夕日の美しさ、マカッサル港に到着した時の朝の晴れやかさ、飛行機の旅ではなかなか味わえないものである。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ご無沙汰を致しております。
時々、拝見させて頂いて、昔を偲んで居ります。
↓ 昭和18年当時の航路図です。
http://homepage2.nifty.com/bup/bup-5.htm

Unknown さんのコメント...

隠居さま
こちらこそご無沙汰しております。拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。昔のお話もぜひご教授ください。