2012年8月25日土曜日

一時帰国終了

8月11〜25日に一時帰国しておりました。

11日朝成田に到着し、東京の自宅で昼食をとった後、そのまま気仙沼へ向かいました。気仙沼では、インドネシア大使館一行を迎えた歓迎交流会に出席し、大島の旅館に1泊しました。

12日は、午前中に陸前髙田へ行きました。気仙沼へ戻る途中で虎舞を見てから、みなとまつりを見物、とくに、インドネシアや日本の様々な方々から集められた道具や衣装を使ったインドネシア・パレードを見学しました。

13日は、朝、高速バスで気仙沼を出発し、南三陸経由で仙台へ。仙台からまたバスで相馬へ行き、相馬でタクシーに乗って松川浦、原釜方面へ。相馬からJRで原町へ行き、再びタクシーで避難制限地区の小高区を見て回り、原町から高速バスで福島の実家へ、と移動しました。

14日、15日は福島の実家で、母や弟らと過ごしました。

16日は、福島から高速バスでいわきへ向かい、アクアマリンふくしまを訪問。その後、泉からJRで東京へ向かい、ようやく東京の自宅に泊まれました。

東京では、友人や知人と会ったり、会議や打合せがありましたが、妻子と束の間の家族団らんのひとときを過ごしました。運良く、「ニッポンの嘘:報道写真家福島菊次郎90歳」を観ることができました。

24日は、JACジャパンにて「ポスト・ユドヨノのインドネシア政治を占う」と題した講演を行いました。

今回の一時帰国では、ずっと心の中でわだかまりとなっていた被災地訪問を、わずかの時間でしたが実現することができました。「行ってよかった」と実感すると同時に、「被災地を訪問した者の使命」といったものを考えずにはいられなくなりました。

また、短期間だからこそ、家族のありがたさをひしひしと感じ、支えられているという実感を改めて感じました。

さて、これから、エア・アジアの深夜便でジャカルタへ発ちます。次回の一時帰国は11月頃、何カ所かで講演会を予定しています。