2013年1月11日金曜日

心の中でまだ息づいていたもの

本当に久々のブログ執筆。

2013年1月10日、初めて会った方と、魂からほとばしる話をする時間が持てた。そして話をしながら、自分の本当の思いが心の中でまだしっかりと息づいていたことに気がついた。こんな気持ちになったのは、ジャカルタへ拠点を移してから初めてではないか。

ここのところ、ちょっと仮の自分でいることに疲れを感じていた。自由に感じている反面、今の流れに合わせている自分もいた。そしていつの間にか、仮面をかぶり始め、それが取れなくなってしまいそうな自分がいた。

それは、薄っぺらくなっていく自分であった。周囲の流れに合わせながら、生きていることへの真摯さが薄れ、上っ面を追いかける風に身を任せ始めていた自分であった。組織から自由になったはずなのに、なぜ自分は上っ面で薄っぺらくなっていくのだろう。立ち止まってふとそんなことを思った。そして、どっと疲れが出るのを感じた。

今日、その初めて会った方と話しながら、何となく救われた気分がした。薄っぺらくなっていく自分とは違う自分が久々に現れた。まだ自分は大丈夫だ。本当の自分でしっかりやっていけるはずだ。束の間かもしれないが、そんな気持ちを久々に感じた。

心の中でまだ息づいていたもの。それが自分の中にみなぎってきたとき、今よりももっと本質的な意味において、全力で生きていくパワーを全開させることになるのだろう。何となく、薄っぺらくなっていく自分に虚無感を感じながらも、そうはならない芯の部分を確認できた、いい時間を過ごせた。