2010年5月28日金曜日

Garudaが9月から成田=ジャカルタ直行便

Garuda Indonesiaは、9月1日から成田=ジャカルタ直行便を毎日運行する。使用機材はAirBus A-330-200で、時刻は以下のとおり。

GA884  ジャカルタ(CGK)00:50 – 10:00 成田(NRT)
GA885  成田(NRT)12:00 – 17:45 ジャカルタ(CGK)

Garuda Indonesiaは、これで、成田からジャカルタ便とデンパサール便の2便が毎日飛ぶことになる。現在のデンパサール経由ジャカルタ便は、デンパサールで国内線に乗り継ぐ形でジャカルタまで引き続き行けるようである。

一方、JALは成田=デンパサール便を10月1日付で停止することを明らかにしている。

この日程だと、ジャカルタでゆっくり夕食をとってからでも、帰国便まで十分に時間がある。午後10時すぎにジャカルタ市内を出ても十分間に合うはずである(渋滞が深夜まで続くような異常事態の場合を除く)。

2010年5月22日土曜日

懐かしき故郷の山々

5月半ば、実家のある福島市へ1泊2日で帰省した。昨年亡くなった祖母の一周忌に、家族代表で臨席するのが目的である。

五月晴れの空に故郷の山々が映えて、きれいにそびえている。幸運にも、新幹線の窓からそれなりの写真を撮ることができた。


上は安達太良連峰。左から和尚山、乳首山(主峰)、鉄山、箕輪山、鬼面山と連なる。


次は、吾妻連峰。東吾妻山、吾妻小富士、一切経山。山形県との境にある西吾妻山は、福島側からは陰で見えない。一切経山は前よりも多くの噴煙を出している。

高校時代まですごした福島。毎日毎日、西側に吾妻連峰を眺めながら過ごした。小学校低学年に二本松に住んでいたときは、毎日毎日、安達太良連峰を眺めながら過ごした。私の生活に山の見える景色は不可欠なものであった。

冬は、自転車通学中に、吾妻連峰や安達太良連峰から吹き下ろす冷たい強風を恨めしく思ったものだった。でも、故郷の山々は、今も、私を温かく見守っていてくれる。

遠く離れたマカッサルにいても、何かと故郷の山々の風景を折に触れて思い出していたものだった。私にとっての故郷の原風景とでもいうべきものなのか。

2010年5月13日木曜日

タイムスリップな空間

5月11日、冷たい雨が降るなか、久々に母校の大学を訪ねた。キャンパスは、前期課程が本キャンパスに統合され、新しい建物がたくさん建てられていて、どこに何があるのか、戸惑ったが、図書館と講堂は昔のまま、趣きと威厳を保っていた。

時間があったので、ちょっと街中を歩いてみた。昔、学生時代によく通った店の多くがすでになくなっていた。邪宗門、ガラス玉遊戯、アーリータイムズ、かつれつ亭、シャンブレット、三好屋、丸信・・・。ちょっと前にマスターが亡くなった邪宗門の前には、まだ花束が置かれていた。思えば、味のある喫茶店や個性的なレストランが消え、その後はアパートや駐車場になり、日本中のどこにでもあるフランチャイズの飲食店が幅を利かせるようになってしまった。私の愛したこの街も、個性をなくしていた。

でも、ロージナ、ル・ヴァン・ド・ベール、いたりあ小僧、三春、テキサス、ナジャはまだ健在だった。ロージナはマスターが数年前に亡くなったが、ご子息が後を継いでいる。学生時代のように、ロージナの地下室が使われているのかどうかは定かではないが・・・。

ナジャに立ち寄った。店内には客がなく、オーナーのおばさんが一人でいた。おばさん? ナジャには素敵な雰囲気を醸し出すお姉さんがいたはず。そうか。あれから25年以上が経ったのだから、あのときの素敵なお姉さんがこのおばさんなのだ。


たしかに、今となっては、やや古めかしい感じの内装かもしれない。でも、心地よいジャズ・ナンバーを聴きながら、ナジャ特製の大盛りカップ入りカフェ・オレ(今回はリンゴの砂糖煮もついた)を味わっていると、あっという間に25年前にタイムスリップするかのようだった。


元「お姉さん」の話では、大学院生などがまだ時々顔を出すが、学部生はあまり来ない様子。懐かしいといってやってくる、私のような輩もいるそうだ。街を守ってきた先代の意志を継がず、二代目・三代目が家や土地を売ってしまうので、他と代わり映えのしない街になってしまった、と嘆いていた。

昔は有名だったナジャの占いも、今は、やっていないようだ。

今回、ナジャで過ごした小一時間の昼下がりが、とても贅沢なものに感じた。一杯たった600円の大盛りカフェオレではあったけれど・・・。

2010年5月12日水曜日

中スラウェシ州、マルク州への渡航情報

外務省の海外安全情報ページによると、4月21日付で、インドネシアの中スラウェシ州ポソ県、パル市への渡航、およびマルク州,北マルク州,中部スラウェシ州(ポソ県及びパル市を除く)への渡航が、以下のとおり引き下げとなっている。

●インドネシアの中スラウェシ州ポソ県、パル市への渡航
「渡航の延期をお勧めします」から「渡航の是非を検討してください」へ引き下げ。
●マルク州,北マルク州,中部スラウェシ州(ポソ県及びパル市を除く)への渡航
「渡航の是非を検討してください」から「十分注意してください」へ引き下げ。
(ジャカルタやバリと同等の扱い)

以上により、外務省による現在のインドネシアに関する渡航安全状況は以下のとおりとなる。

「渡航の是非を検討してください」の地域
●ナングル・アチェ・ダルサラム州(旧アチェ特別州)
●パプア州
●西パプア州
●中スラウェシ州(ポソ県、パル市)

「十分注意してください」の地域
●上記以外の地域

詳細は、海外安全ホームページ(インドネシア)を参照してほしい。

中スラウェシ州ポソ県、パル市も治安状況はきわめて安定しているので、向こう1年以内に、さらに危険度が低下することが期待される。

ガルーダ便などの新ルート開設

Garuda Indonesiaは、6月にジャカルタ=マナド=テルナテ便、ジャカルタ=マカッサル=アンボン便、7月にジャカルタ=マカッサル=パル便を運行開始する。予定時刻表は以下のとおり。

Jakarta (CGK) - Manado (MDC) - Ternate (TTE)
GA600 CGK05:00 – MDC09:20/10:00 – TTE11:50
GA601 TTE12:30 – MDC12:20/13:00 – CGK15:00

Jakarta (CGK) – Makassar (UPG) – Ambon (AMQ)
GA640 CGK09:30 – UPG12:50/13:30 – AMQ16:10
GA641 AMQ17:00 – UPG17:40/18:20 – CGK19:35

Jakarta (CGK) – Makassar (UPG) – Palu (PLW)
GA608 CGK12:00 – UPG15:20/16:00 – PLW17:05
GA609 PLW17:45 – UPG18:50/19:30 – CGK20:45

また、マンダラ航空は、ジャカルタ、バリクパパンからシンガポール、香港、マカオ向けの国際便を開設する。以下の記事を参照。

- Mandala Airlines opens international routes


2010年5月8日土曜日

東京スカイツリーを眺める


我が家の近くから、東京スカイツリーがよく見える。東京スカイツリーとは、東京タワーに代わる、新しい東京の通信塔のことで、出来上がると高さが634メートルになる。現在のところ、368メートルで、すでに東京タワーの高さを上回った。


私の家の近く、山手線にかかる橋の上から、ちょうど最寄り駅の向こうに東京スカイツリーが見える。たまたま、JR電車も勢ぞろいした。

新緑の季節の中を、ゆったりとした時間が流れていく。

2010年5月5日水曜日

東京・春、2010年

このゴールデンウィークは、サイクリングなどで家族3人で一緒にゆったりと過ごしている。マカッサルにいる間に感じられなかった「春」という季節を久々に味わっている。


4月29日の東京・銀座のみゆき通りには、花びらを道に敷き詰めた花のじゅうたんが出現した。富山のチューリップなども歩道のポットに植えられていた。北スラウェシ・トモホンのフラワーフェスティバルを思い出した(今年も7月に開催されるはず)。


4月29日、銀座中央通りは歩行者天国だった。



建て替え工事のため、4月30日に閉館となった東銀座の歌舞伎座。4月29日も、名残を惜しむたくさんの人々が集まり、思い思いに写真を撮ったり、閉場式の当日券を得るために並んだりしていた。


おなじみ、鳳凰をかたどった歌舞伎座のマーク。これって、「ガルーダ」だよね。

5月1日は、自転車に乗って、小石川植物園へ行った。雲ひとつない真っ青な空、とても気持ちがよかった。



背丈の低い藤が満開。藤棚の藤もきれいだが、これもなかなか味があって好きだ。


辛うじてまだ咲いていた八重桜。今年の花見はこれが最初で最後。淡いピンクが美しい。



色とりどりのツツジが満開。紫と白が混じったツツジもきれいに咲いていた。