2009年1月16日金曜日

再びマカッサルへ戻る

1月13日、休暇でトロトロにとろけた頭のまま、成田を出発。せっかくSQの最新鋭機A380に乗ったのだが、エコノミーの席は普通のエコノミーと変わり映えしなかった。それでも、さすがに機内エンターテイメントの充実ぶりはさすがである。音楽も映画も堪能できた。

それはそうと、SQはやはりきちんとしている。いや、しすぎているかもしれない。まず、成田のSQのチェックインカウンターで「航空券の姓名がパスポート表記と逆になっている」と指摘され、「でも今回は乗せてあげる」という感じの対応をされた。「一応、パスポートをコピーします」とも。36kgのスーツケースはしっかり11kg分の超過料金を支払わされた。

これで終わりではなかった。搭乗しようとすると、搭乗券を挿入した機械からピンポンピンポンと鳴る音。係員に「スーツケースの中にパソコン用のリチウム電池が見つかったので確認してほしい」と言われ待機。すでに搭載寸前だったスーツケースが私のところに戻されてきた。スーツケースからリチウム電池を取り出し、機内持ち込みにするように言われる。係員がリチウム電池もセキュリティ・チェックの必要があるとして、チェックした後持ち帰ってきて「異常ありませんでした」との報告。スーツケースを係員に引き渡して、ようやく搭乗することができた。

A380は快適だったが、向かい風の影響で、シンガポールには定刻より20分遅れの18:15に到着。乗り継ぎのジャカルタ行きの出発時刻は18:45で、ターミナル3からターミナル2へ移動しなければならない。私と同様にジャカルタ便に乗り継ぐ人が結構いた。そして、走る、走る。SQでは出発10分前にゲートが閉じるのだが、さすがに今回はまだ開けられていた。ギリギリ18:45に搭乗。定刻より10分程度遅れてジャカルタ行きは出発した。

このジャカルタ行きも結局遅れて19:30過ぎに到着。イミグレを通過して、マカッサル行きのガルーダ便のカウンターに着いたのは20:15頃。ここでもスーツケースの超過料金を支払わされたが、6Kg分で済んだ。

この成田からマカッサルまでの移動だが、なぜかマカッサル行きのガルーダ便に乗ったらほっとした。空気が違うのである。「戻ってきた」という気持ちがわき出てくるような気分。到着したマカッサルは、幸運にも雨の中休み状態で、我が家の前庭も水がひいた後だった。

休暇ですっかりとろけきった頭を徐々に切り替えつつ、再びマカッサルの日々が始まった。


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