2009年3月9日月曜日

ポソ湖のウナギ、シンガポール企業が投資

スラウェシ島のほぼ中央部にある大きな湖のポソ湖。この淡水湖はウナギで有名である。例年は12~6月が収穫シーズンというが、今年はやや遅れて2月から収穫シーズンとなった。5月ごろが最盛期になる。

インドネシア語でikan belut、またはikan sidatとかsogiliとか呼ばれるポソ湖のウナギは、今はまだ1日で1人4匹ぐらい(10~15kg)程度の収穫だが、最盛期には1日20~25kgぐらい獲れる。1匹2kgを超える生きたままのウナギは、キロ当たり75,000ルピアで売れ、2kg以下だとキロ当たり45,000ルピアで漁師から中間商人へ売れるということである。今年のウナギの価格は高く、漁師は喜んでいる。漁獲があれば売れる状態で、今では、生きたウナギはマカッサル経由で海外へ輸出されているのだそうだ。

そんななか、シンガポール企業がポソ湖でウナギの養殖を始めるための投資をするというニュースが入った。今月中に養殖用の仕掛け場所(keramba)を10か所設営する。このシンガポール企業は、ウナギを全部、生きたまま、台湾、香港、日本、中国、いくつかのヨーロッパ諸国へ輸出する計画である。そのために、ポソ空港の再開を切望している。マカッサルまで運ぶのに24時間以上かかるからである。

ポソといえば、日本の外務省の海外安全情報では、依然として「渡航の延期をお勧めします」となっている。そんななか、シンガポール企業がウナギ養殖の投資を行うというニュースが入り、そのウナギがもしかすると日本の食卓に乗るかもしれないと思うと、何となく不可思議な感じがする。「本当に危ない所なら、どうしてシンガポール企業は投資をするのだろうか」と素朴な疑問を感じてしまう。

友人から、「今年もポソ湖フェスティバルが盛大に開催される」という情報を聞いた。

4 件のコメント:

wacin さんのコメント...

養殖で湖水の汚染が起こらないことを祈ります。

nats さんのコメント...

えっ? 渡航の延期をオススメされてる場所だったんですか? 私テンテナなら平気で行ってました。トラジャのガイドたちからはポソ湖を船で移動しながらテンテナに行くルートをすすめてます。やってる外人たくさんいましたよ。

nats さんのコメント...

もうひとつおまけ……
ポソ湖には直径30センチの巨大ウナギがいるらしいですね。
日本の大学がチップをつけて調査してると現地の人は言っていました。
スラウェシのウナギは種類が多いようですね。

daengkm さんのコメント...

natsさん、こんにちは。
そうなんですよ。危ないんですって。だいぶ前に、ポソを通るトラックの運ちゃんにそう話したら、ゲラゲラ笑われました。このブログ程度にはちゃんと更新してほしいですよね。

ポソ湖を船で渡るのは気持ちいいらしいですね。ウナギはぜひ蒲焼にしてみたいものです。テンテナの名物料理になるはずです。