2009年11月19日木曜日

マジェネで食べたマンダール料理


11月初めに西スラウェシ州マジェネに出張した際、友人の旦那の実家で、マンダール料理の昼食をご馳走になった。ここはもともと米が主食ではなく、キャッサバやバナナやサゴ椰子が主食となっていた。


上の写真は、キャッサバを平たく伸ばして焼いたもの。Jeppaと呼ばれていた。これと同じような形で、サゴ椰子によるものを、以前、北スラウェシ州のサンギヘ島で食べたことがある。大ぶりのイドゥーリ(南インドの米粉をのばしたもの)にも何となく似ている。食感も同じような感じだった。


これは、ロカ・アンジョロエ(Loka Anjoroe)。Lokaはバナナ、Anjoroeはココナッツのことで、バナナをココナツと一緒にして揚げたもの。お菓子ではなく、おかずである。このバナナは甘くなく、芋のような食感である。昔々、マルク州のセラム島で食べたバナナは、まさに芋であり、一番奥に黒い大きな種が入っていた。



マジェネは港町。新鮮な魚がやはり食卓をにぎわす。この日の前夜、港近くの倉庫で、地元のマグロ業者が確保しておいたキハダ・マグロをその場で刺身にしてひたすら食べる夕食を味わった。新鮮なので、キハダでも十分においしく、本当に久々にマグロを食べたという満足感があった。


これは、ラワール(Rawar)というサンバルのようなもの。南スラウェシ州ワジョ地方には、魚とココナッツを和えたラワというのがあるが、それと似たような感じであった。

それにしても、こうした料理は、普通のレストランでは味わえず、誰かの家の家庭料理なのである。レストランでは、毎度おなじみ、焼き魚か鳥の空揚げ、である。普通の観光客にはなかなか見えない、地元の食の世界には、深遠なおいしい「宇宙」が広がっている。

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