2011年4月16日土曜日

耕志の会

福井に住む私の友人が「耕志の会」という団体を立ち上げた。

彼は、日本へ農業研修にやってくる外国人を受け入れ、自分の農地で実践的な作業を行いながら、暮らしと農業との関係、経済社会開発とは何か、異なった条件の下でどのように農業経営を成り立たせていくか、といった様々なテーマについて勉強会を行う、という研修を独自に続けている。

耕志の会は、座学、圃場実習、フィールドトリップ、圃場実験という彼のところでの一連の研修運営に加えて、この研修を修了し、母国へ帰った研修生が地域に根ざした新規起業を行うための小規模融資も活動の視野に入れている。

会のメンバーは、彼と研修生およびその修了者、である。対象はインドネシア人研修生とし、Yayasan Kuncup Harapan Taniというインドネシア語の団体名を併記している。

耕志の会については、以下のブログを参照して欲しい。

 設立総会を開く 会が立ち上がる

耕志の会では、サポーター会員を募集している。年会費1万円とのこと。興味のある方は、直接こちらのアドレスへ連絡して欲しい。

また、彼のブログも興味深いので、これを機会に是非読んでもらいたい。地域コミュニティの一員として、新旧世代の狭間で悩みながらも、そこに根ざした農業を日々実践する彼の言葉は重い。何につけても、上っ面の議論が横行する傾向が強い今日だが、地に足をつけ、生活と農業との一体化を模索する彼のブログは、多くの人々に読んでもらいたい内容を含んでいる。

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