2008年6月28日土曜日

クンダリの地元料理を食べる


6月10~14日に東南スラウェシ州クンダリへ出張したときに、地元料理を堪能した。注文したのは、地鶏のタワオロホ煮込み、シノンギ、茹でたほうれん草。これで25,000ルピアだった。

タワオロホ(Tawaoloho)とは、森の中に生えているクドンドン(kedondong)の葉っぱの現地語(トラキ語)名だが、このクドンドンの種類はクンダリにしかないものだという。ちなみに、クドンドンは「タマゴノキ」とも呼ばれるウルシ科スポンディアス属の落葉高木で、インドネシアでは一般にすっぱい味の果実を食す。このタワオロホを入れた、ややすっぱい薄い味付けのスープに地鶏が入っている。


この地鶏入りスープのお供が、シノンギ(Sinonggi)と呼ばれるサゴヤシ澱粉である。アンボンやパプアではパペダ、南スラウェシ州パロポ地方ではカプルン、とサゴヤシ澱粉の呼び名は地方により異なる。2本の箸でクルクルッと巻いて、皿の上に乗せ、タワオロホのスープと一緒に食べる。

(隣のテーブルで食事をするグループ。リクエストにこたえて1枚撮影)

この食堂、Rumah Makan Aroma Kendariは、クンダリで一番高級なPlaza Inn Hotelのすぐ隣にある。4年前にオープンし、クンダリの地元料理を出す。たしかに、昔はクンダリの街中で、シノンギを食べさせる食堂を探したが、見つからなかった。


パペダもカプルンもそうだが、シノンギもコレステロールのない健康食で、お腹にもたれない。インドネシアには油ぎった料理しかないと思ってらっしゃる方は、ぜひ、インドネシア東部を訪れ、サゴヤシ澱粉の料理を味わってほしい。インドネシアのおいしいヘルシー料理がここにある。

<余談>
スラウェシ島の東側、東南スラウェシ州やゴロンタロ州に来ると、タワオロホのように、現地語にオー(o)の音がたくさん聞こえてくる。スラウェシ島の西側のマカッサルなどでの現地語の単語からは、あまり聞かれない音である。オーのような音は、ハワイなど太平洋の島々でよく聞く音のような気がするが、スラウェシ島の西と東がその境になっているのかもしれない、などと考えただけで楽しくなる。

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