8月5〜6日にプカンバルへ出かけたら、ちょうどリアウ・エキスポ2010という催し物が開催されていた。いわゆる開発展覧会(Pameran Pembangunan)をちょっと格好良くしたようなものである。
そのなかに、リアウのバティックが展示されていた。リアウと言えば、南スマトラや西スマトラと並んで、細かな金糸刺繍(ソンケット)の織物で有名であり、とくにリアウではシアク織が伝統的な銘品とされている。
ソンケットのほかに、リアウにもバティックがあった。先にブンクルでも見たように、インドネシアでは全国各地でご当地バティックを振興する活動が進められている。リアウでは、2007年11月30日付で10以上のモチーフがリアウ・バティック特有のモチーフとして登録され、それを用いた地場のバティックが作られている。
ソンケットの伝統を生かした細かで華やかなバティックである。おそらく、今後は、ソンケットとうまく融合したバティックが現れてくるかもしれない。
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