2008年9月20日土曜日

マカッサルでフランス料理はいかが?

先週は、知り合いの大学の先生に同行してトラジャへ出かけていたりして、ブログの更新を怠ってしまった。断食中というわけではないのだが、何となくブログ更新の意欲が低下していた毎日であった。というわけで、久々の更新である。

今日は、ひょんなことから、一人の若きフランス帰りの料理人エコさんと知り合った。彼はフランスで料理の修業をし、その後、アジア各国で経験を積んで、半年前に帰国。マカッサルで自分なりの料理道を進もうと努力したのだが・・・。マカッサルの人々の料理に対する保守的な意識やより良いものを目指そうとせずに適当なところで満足してしまう態度などに直面し、マカッサル流のフランス料理を作りたいという当初の意欲が萎えてしまってきていたという。

そんな彼の話を聞きながら、食後のデザートに味わったホットチョコレート。


これは、濃い。本格的な香りと味のホットチョコレート。こんなホットチョコレートをマカッサルで味わえるとは・・・。カカオはスラウェシ産だが、その加工は、ジャカルタで行っているとのこと。

次に味わったのは、彼が仕込んだアイスクリーム、抹茶とピスタチオの2品。


この抹茶アイス、しっかり日本茶の味がする。日本茶の粉末をジャカルタから入れているとのこと。日本で食べる良質の抹茶アイスと同等の濃厚な味。一方、ピスタチオのほうも、しっかりとピスタチオの味が出ている。多くの客はバニラ、チョコレート、ストロベリーを注文するというが、お勧めはこの抹茶とピスタチオだ。

エコさんに提案した。もし、前もって予約をしたら、マカッサルの食材を活用したフランス料理のフルコースを作ってくれるか、と。彼はちょっとびっくりしながらも、「3~4日前に注文してくれるのならば、ぜひやりたい」と答えてくれた。彼の創作意欲を沸かさせるためにも、メニューは彼にお任せしたほうがいい、ということになった。

「こんな何かやりたいという気持ちになったのは久々のことだ」とエコさんは興奮気味。

とくに海の食材の豊富なマカッサルなのだから、おいしいフランス料理やイタリア料理が食べたいと思う私なのだ。マカッサルの一般的な傾向に合わせざるを得なくなり、エコさんが仕方なくNasi GorengやCoto Makassarを作ることで満足しなくてはならない、そんなことが起こってほしくはない。今回の彼との出会いをきっかけに、マカッサルに新しい食の文化が生まれたらいいなあ、などと思うのである。

ともかく、こうして、予算は要相談としても、マカッサルでフランス料理を食べることができることになった。さっそく、断食明けの後にでも、私自身、企画してみたいと思っている。

どうでしょう、皆さん。マカッサルでフランス料理はいかが?

エコさんの連絡先は以下の通り。de LunaはSejahteraデパートの建物の4階。フランス料理を食べる場合には、3~4日前に人数と予算を問い合わせてほしい。

Eko Hadiwijaya
Executive Sous Chef
de Luna Resto & Cafe
Jl. Jend. A. Yani No. 37A-B, 4th Floor, Makassar
Tel. 0411-321333, Fax. 0411-324306
HP: 0811-413180

3 件のコメント:

wacin さんのコメント...

濃いココアは日本でもなかなか味わえない。どこへ行って飲んでも、大体水っぽい。歴史的にココアは飲むもので固形のチョコレートはまだ歴史が浅いと聞いている。カカオの生産地スラウェシへ行って、現地の砂糖、ミルクで、どろどろした上手いココアが味わえるとは結構なことです。それだけでもマカッサルの魅力がまた一つ増えたと思います。

g.iwata さんのコメント...

文章を読んで、そして何より写真を見てそそられました。今度マカッサルに行ったら、こちらのレストランをぜひ訪れてみたいです。私の身分でフルコースは注文できませんが、記事にあるホットチョコレートとかアイスクリームあたりを。

kiyokiyo さんのコメント...

ネパールにおりますkiyokiyoです。

まだ少し先ですが、私は10月16日から12月5日までPRIMA-Kでマカッサルに滞在しますので、ぜひその間にフランス料理の会を企画していただければと思います。楽しみにしております。