2008年11月2日日曜日

マナドのトゥデ、オチ

マナドのおいしいものについては、これまで何度か紹介してきたが、私が一番好きなのは、実はトゥデ(Tude)またはオチ(Oci)である。いずれも、小ぶりのアジであり、これをシンプルに焼いたものを、さっぱりしたダブダブ(dabu-dabu)で食べる。このシンプルさがなんともいいのである。


上の写真はトゥデ。オチよりも小ぶりだという。これに、空心菜(カンクン:Kangkung)をあっさりニンニクで炒めたものが添えられる。たったそれだけである。見栄っ張りのマナド人が他人に見せずに自分で食べる料理なのかもしれない。

以前は、注文してから1時間近く、魚が焼けるまで待たされたものだが、今回は10分くらいで出てきた。海岸地域の開発で、多くのトゥデ屋・オチ屋が立ち退きを余儀なくされ、ジャカルタなどへ移ったという。

辛めでボリュームのあるマナド料理に飽きたら、ぜひ、トゥデやオチを味わってほしい。

0 件のコメント: